OKAYAMA 1day Track Festival 2025 事前案内

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2025年12月10日(水)開催 OAKAYAMA 1day Track Festival
ご参加される方への事前案内

OAKAYAMA 1day Track Festivalにご参加される方全員に楽しんでいただくために、事前案内をお伝えさせていただきます。
サーキット走行未経験の方も経験者の方も、ぜひ一読の上、当日のご参加をお願いいたします。

🟥【走行時の注意事項|赤旗を出さないために】

安全に走るためには、“最初の数周の走り方”と“基本のマナー”がとても重要です。
以下のポイントを徹底することで、赤旗は大幅に減り、全員が気持ちよく走れます👇

 

① 冬場は特に危険!走り出しは“必ず”タイヤが冷えています❄️

冬場の路面温度は想像以上に低く、どんなタイヤでも冷間時はグリップしません。
スピン・コースアウトは“走り出しの数周”が最も多いです。

 

🔵 【正しいタイヤの温め方|縦荷重でじっくり】

タイヤは 加速と減速(縦方向の力) を与えることで、ゴム内部が効率よく摩擦熱を生み、均一に温まります。

➡ 加速 ➡ ブレーキ ➡ 加速 ➡ ブレーキ

この繰り返しがもっとも安全で確実。
・内部からじわじわ熱が入り
・トレッド全体の温度が均一になり
・横滑りしづらくなる
= 安定したグリップが出る状態に育つ

 

🔴 【横方向の急操作はなぜ危険?】

冷えたタイヤは“横方向のグリップ”が最も弱い状態です。

・急なステア操作
・スラローム的な振り返し
・高速での切り返し
こうした動きは、温まっていないタイヤの限界を一瞬で超えます。
→ スピン、コースアウトの大半がこれ。

 

🔧 【ウォーマー推奨タイヤの場合】

ウォーマーを使わない場合は、最初の数周は特に慎重に
アクセルの踏み方も、ブレーキの強さも“控えめ”で。

 

② タイヤ内圧は“温間”で合わせましょう

タイヤ性能を引き出すには、温まった状態(温間)での内圧調整が必須。

▶ 温間 2.0kgf/cm² 前後 が一般的にグリップしやすい傾向。

🔰 初心者の方へ
空気圧がわからなければ、
運営スタッフ or 近くのサーキット経験者に遠慮なく声をかけてください。

👨‍🔧 経験者の方へ

困っている人がいたらぜひフォローを。
走行会の雰囲気は、参加者全員の“サポート精神”で良くなります。

 

③ 追い抜き・譲りのマナーを統一しましょう

走行会はさまざまなレベルのドライバーが混走します。
危険な追い抜き・急な進路変更が赤旗の主な原因。

▶ 追い抜く側

・前走車は、あなたを“見ていない前提”で
・強引なイン差し/並びかけは事故の元
・安全に抜けると確信できるポイントだけ で追い抜く

▶ 譲る側

・後続が近づいたらウインカーで“行き先”を明確に
・急なライン変更は逆に危険
・ウインカー → ラインを少し外す の落ち着いた動作を徹底

 

④ コースイン・コースアウトの基本

ここを知らないと事故が増えるポイント。

・コースイン:後方確認&すぐラインに乗らない
・コースアウト:急減速/急横移動はNG
・スロー走行:必ずラインを外す
・異常発生:無理せずペースを落としピットへ

 

⑤ レースクラスは“本気で楽しむエンジョイレース”

勝負は楽しむ場所ですが、プロレベルのギリギリバトルをする場ではありません。

・スタート直後は特に慎重に(タイヤ温度&内圧が低い)
・危険な飛び込み/強引なブロックは絶対NG
・“勝ちたい”と“安全マージン”を両立させるのが大人のレース

 

⑥ 赤旗は全員の楽しみを奪います

事故・接触・コースアウトで赤旗が出ると、走行時間は削られ、雰囲気も悪くなります。

無理をしない、周囲を尊重する
= 最終的に“自分の楽しみ”につながります。

 

🚗【参加前の車両チェック|とても重要】

走行会を安全に楽しむためには、車両のコンディションを万全にすることが最重要。
整備不良やオイル漏れは赤旗・コース汚れ・重大事故につながります。

参加前に必ず以下をチェック👇

 

① オイル・水回りの管理

走行会で最も赤旗につながるのがオイル漏れ。

・エンジンオイル量・状態
・オイルキャップ/フィラキャップ/ドレンボルトの緩み
・オイルフィルターの滲み
・AT/MT/デフのにじみ・漏れ
・ラジエターキャップの緩み、クーラント量

⚠️ オイル量が多すぎると吹きやすいので要注意。

 

② ブレーキ周りの安全性

ブレーキは命綱。異常がある車両での走行は絶対NG。

・パッド残量
・ローターの割れ・段減り
・フルードの状態(劣化・沸点)
・ペダルタッチの異常がないか

➡ 踏んだら抜ける/奥に入る感触があれば走行不可。

 

③ タイヤの状態・空気圧

・溝の残量・偏摩耗
・ひび割れ/硬化/製造年週
・剥離しそうなタイヤは絶対NG
・ホイールナットのトルク確認(増し締め推奨)

空気圧が不安な方は、運営 or 周囲の経験者に気軽に相談を。

 

④ サスペンション・アーム類

・ロアアーム/タイロッドのガタ
・ブッシュの破損
・車高調のネジ・ロックシート緩み
・底からの異音・ガタの有無

異音や違和感がある状態での走行は非常に危険。

 

⑤ 走行前に“車内を完全に空にする”

荷物の飛散=事故の原因。

・工具
・飲み物
・小物類
・ドラレコ/芳香剤など外れやすい物

走行前に必ずフルクリア。

 

⑥ 外装・安全装備

・バンパー/ディフューザー/インナーフェンダーの固定
・牽引フック取り付け可(装着推奨)
・バッテリーの固定
・消火器(搭載可能車は推奨)

部品の脱落も赤旗の原因に。

 

⑦ 服装・装備

・長袖・長ズボン(肌露出NG)
・運動靴(サンダル不可)
・サイズの合ったヘルメット
・グローブ必須
・シートベルト・シート固定の確認

 

⑧ 燃料は“事前に多め”

ガス欠は大事故に直結します。

サーキットによりますが、満タン or 多めを推奨。

 

⑨ 少しでも不調を感じたら走行しない

・小さな異音
・振動
・焦げ臭い匂い
・オイル臭
・パワーが出ない

➡ こうした症状はトラブルの前兆。運営判断で走行不可となる場合もあります。

 

⑩ 走行中の違和感は“即ピットイン”

「なんか変だな…」

と思った瞬間にペースダウン → ピットへ。

無理して走ると、自車だけでなく後続車も巻き込みます。

 

まとめ

安全に楽しく、最後まで走り切るためには

 車両チェックがすべてのスタートライン。

不安な点があれば必ず運営に相談を。

全員で安全を守れば、走行会のクオリティは大きく向上します。

 

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