橘 譲二

輸入車

ルノー・メガーヌRSという、ホットハッチの終わり。3RS・4RS・トロフィーR・ウルティム、ルノースポール最後の系譜と中古相場

ある夕方、馴染みの輸入車専門店に立ち寄ったら、リフトの上にメガーヌR.S.トロフィーが据えられていた。リアのR.S.ロゴが、夕日に照らされて鈍く光る。整備工具を片付けていた店主が、ふっと顔を上げてこちらを見た。「メガーヌRSを買いに来るお客...
ホンダ

あの軽さが、いま欲しい。ホンダCR-X歴代(初代バラードスポーツ・サイバー・デルソル)の系譜と、SiR B16Aの中古相場・新型復活の噂

先日、馴染みのチューニングショップに足を運んだら、見慣れない世代が一台のクルマをリフトに上げていた。EF8型、CR-X SiR。低く構えた鼻先と、80年代の遺跡のようなライン。店主が、油まみれの手で煙草に火をつけながら、こちらを見て小さく笑...
トヨタ

ソアラ歴代モデル完全ガイド|GZ10〜UZZ40の歴史・中古相場・4.0GTリミテッドの正体

トヨタ・ソアラは、1981年の初代Z10から2005年の4代目UZZ40まで、24年・全4世代を駆け抜けた国産ハイソカーの頂点だ。GZ10・GZ20・JZZ30・UZZ40──この記事では歴代ソアラの歴史と各世代の中古相場、そして検索でよく...
日産

ER34スカイラインの真価|25GT-tの中古相場と高騰理由、4ドアと2ドアの選び方、BNR34とは違う「RB25DET」を選ぶ意味を徹底解説

ER34型スカイラインは、直列6気筒ターボ「RB25DET」とFRレイアウトを組み合わせた、操る愉しさを極限まで突き詰めたJDMを代表する名車です。2026年現在の中古車相場は300万円を超え、海外流出や個体数の減少により高騰が続いています...
日産

なぜ僕らは日産パルサーに惹かれるのか──歴代(N10/N12/N13/N14/N15)の系譜と、RNN14 GTI-R・エクサ(KN13)・VZ-Rが灯した小型車の灯

20代の終わり、走り屋仲間のRNN14 パルサー GTI-Rに、深夜の県道で同乗した。助手席に滑り込んで、シートベルトを引っ張った瞬間に気づいた。──このシート、軽い。ハンドル、近い。視界、低い。ファミリーカーの顔をしているのに、内側はまっ...
ホンダ

アコードの歴史と歴代モデル|ユーロR・ワゴンからCY2 e:HEVまで

アコードの歴史を振り返ると、同じ名前なのにずいぶん違う車が並ぶ。初代の3ドア、低く構えたセダン、荷物を積めるワゴン、6MTのユーロR、そして電動化されたe:HEV。僕には、その変化こそがアコードの面白さに見える。走りを楽しむ人と、一緒に乗る人。その両方を考えながら、姿を変えてきた車だ。
トヨタ

なぜ僕らはトヨタ スターレットに惹かれ続けるのか──KP61・EP71スタタボ・EP82・EP91グランツァVと、27年ぶり復活する新型GRスターレット

20代の頃、走り屋仲間のEP91グランツァVに同乗した。1,000kgを切る車体に、1.3Lターボ。彼が2速にシフトを入れ、アクセルを踏み込んだ瞬間──シートに体が押し付けられて、僕は思わず声を上げた。「これ、本当に1.3Lなのか」と。4E...
トヨタ

セリカという名が、また帰ってくる──ダルマセリカからGT-FOUR、ST205の記憶と“新型復活”の現在地

トヨタ・セリカ。その四文字を、僕は知り合いの車屋の、いちばん奥で見つけた。旧車も扱う、小さな店だ。並んだ商用車やコンパクトカーの向こう、薄暗い一角に、ホコリをかぶった一台が静かに置かれていた。低く構えたボディ。引き締まったリアフェンダー。近...
トヨタ

MR2という、背中で聴くエンジン──AW11からSW20へ、ミッドシップの記憶と中古高騰、新型復活の噂

MR2。アルファベットと数字が三つ。たったそれだけの名前に、胸の温度が上がる人がいる。あなたも、そのひとりかもしれない。先日、立ち寄った道の駅の駐車場。その端に、低く、小さく、ぴたりと身を伏せるように停まっている一台があった。トヨタMR2。...
三菱

パジェロという、道が途切れた先の相棒──パリダカ12勝の記憶、中古ディーゼルの実力、2026年の新型復活

三菱パジェロ。その名前を聞いて、砂漠を駆ける一台の四駆を思い浮かべる人は、きっと少なくないはずだ。先日、知人の家を訪ねたとき、その家の前に停まっていた一台に、僕は目を奪われた。2代目のパジェロ。車体には乾いた泥がはね上がり、荷室にはアウトド...