ノア・ヴォクシーの色とオプション|電動バックドア・ステップの費用を比較

現行ノアとヴォクシーの公式外観を参考に制作したAI生成イメージ トヨタ
公式の実車画像を参考に制作したAI生成イメージ

ノア・ヴォクシーで電動バックドアが必須なら、S-Zに快適利便パッケージ(High)を追加する。

追加価格は148,500円で、助手席側のユニバーサルステップは別途33,000円。ボディーカラーはノア4色、ヴォクシー3色で、有料なのは33,000円の白だ。

ここで見落としたくないのが、S-ZのAC100Vコンセントは標準装備という点。欲しい機能を足す前に、すでに付いている装備を確認すると、見積もりの重複や思い違いを防げる。

対象は2026年9月版資料に掲載された日本向け通常仕様で、福祉車両などは含めない。価格は消費税10%込みのメーカー希望小売価格で、北海道・沖縄では条件が異なり、販売店用品や諸費用は別となる。

アイキャッチは公式の外観を参考にしたAI生成イメージで、実車撮影や塗装の色見本ではない。本文図は、装備の選択と費用を整理した説明図として見てほしい。

ノア・ヴォクシーの色は何色?有料色はいくら?

ノアは4色、ヴォクシーは3色から選べ、プラチナホワイトパールマイカだけが有料となる。トヨタのノア主要装備表とヴォクシー主要装備表の2026年9月版では、次の設定だ。

ボディーカラーノアヴォクシー追加価格
プラチナホワイトパールマイカ〈089〉設定あり設定あり33,000円
アーバンロック〈1M6〉設定あり設定ありなし
ニュートラルブラック〈229〉設定あり設定ありなし
メタルストリームメタリック〈1K0〉設定あり設定なしなし
ノア4色とヴォクシー3色の設定と白の有料色33000円を整理した図
2026年9月版の公式内外配色表を基に編集部作成。色見本ではありません。実車と公式写真で確認してください。

以前のカタログや中古車情報に出てくる色名を、今回の選択肢へ混ぜないようにしたい。同じ車名でも、注文する仕様で選べる色を確認する必要がある。

ヴォクシーは白とアーバンロックでバンパーモールがクロムメッキとなり、ニュートラルブラックでは黒塗装になる。ボディーの色だけでなく、その周囲の仕上げも正面の印象を変える。

僕なら、実車か塗装見本を屋外の日なた、日陰、屋内で見比べる。自分の駐車場所に近い光の下で、どんな表情になるかを確かめたい。

汚れの目立ち方には汚れの種類や洗車頻度も関わる。「この色なら汚れが見えない」と決めつけず、手入れできる頻度も考えよう。

色別の人気順位や査定額は未調査で、白の33,000円を売却時に回収できる保証もない。まずは好きな色として納得できるかで判断したい。

内装はグレードで何が変わる?

両車ともS-Zは合成皮革+ファブリック、S-Gは上級ファブリックで、内装色はブラック。ノアS-Xはファブリックとダークグレーの組み合わせで、天井は全車ブラックとなる。

合成皮革だから子育てに必ず有利、高いグレードだから誰もが快適、とは言えない。座面や背もたれの素材を、乗る人がよく触れる場所から見ていきたい。

子どもの靴が当たる部分、乗降時に手をつく場所、夏の駐車後に肌が触れる場所も確認したい。手入れは素材に合う方法を取扱説明書で確かめよう。

僕は後席に乗る人にも座って選んでもらいたい。運転席から眺める高級感と、後席で足や腕を休めたときの収まりは、別々に評価しよう。

HighとMidは、値段だけでなく中身が違う

電動バックドアを選べるのは、通常仕様ではS-ZにHighを追加する組み合わせだ。S-GにMidを付けても、電動バックドアや2列目のオットマンは加わらない。

主な装備S-ZのHigh・148,500円S-GのMid・110,000円
ハンズフリー両側パワースライドドア追加される追加される
ナノイーX追加される追加される
パワーバックドア追加される含まない
ステアリングヒーター追加される含まない
2列目シートヒーター・オットマン・角度調整付アームレスト追加される含まない
前席シートヒーターS-Zに標準装備追加される
左右独立フロントオートエアコン+リヤオートエアコンS-Zに標準装備追加される
S-Z用High148500円に電動バックドア等が含まれS-G用Mid110000円には含まれないことを示す図
税込メーカー希望小売価格。設定グレードとパッケージの内容は異なります。寒冷地仕様等の同時選択条件は見積もりで確認してください。

ノアS-XにはHigh、Midの設定がない。パッケージ名が似ていても、元のグレードが備えるものと追加されるものを分けて読む必要がある。

また、装備表にはMidと寒冷地仕様の同時選択では、合計価格から49,500円減額するという注記がある。寒冷地仕様が必要なら単純に価格を足さず、同時選択時の条件で見積もってもらおう。

Highのパワーバックドアには停止位置メモリー機能と車両側面の操作スイッチが付く。ただ、電動化しても、自宅の壁や屋根との干渉を考えなくてよくなるわけではない。

電動バックドアが必要か、展示車でどう判断する?

次の順で確認すると、カタログの便利さを自分の暮らしへ置き換えやすい。

  • 自宅で車の後ろの壁、屋根、隣の車との間隔を測り、写真と寸法を持参する。
  • 展示車で開閉途中の位置や、操作部へ手が届くかを販売店担当者と確認する。
  • ベビーカーなど実際に積む物を用意し、出し入れの姿勢と立つ場所を確かめる。
  • 手動で負担なく扱えるか、電動の助けが必要かを判断する。

手動のフリーストップバックドアは途中で保持できるが、保持した後は閉じる方向にのみ動く機構だ。Highを選ぶとパワーバックドアへ変更されるため、両方を同じ操作感だと思わないようにしたい。

必要な開閉スペースは本稿で実測していない。坂道や強風時を含む操作条件は取扱説明書を販売店と確認し、挟み込み防止機能があることを、子どもだけで操作させる理由にはしないでほしい。

ステップ・画面・電源は、別の目的で選ぶ

乗降を助けるステップ、操作する画面、家電を使う電源は、それぞれ使う場面が違う。価格の高低よりも、誰が何に使うかを先に決めよう。

ステップは助手席側だけで、全車33,000円

ユニバーサルステップは全グレードで33,000円のメーカーオプションとなり、HighやMidには含まれない。装着されるのは助手席側で、左右両側ではない。

トヨタの室内空間の説明では、パワースライドドアに連動してステップが出る仕組みとされている。地上から200mmという数値は2WDの公表値なので、E-Fourにもそのまま当てはめないことだ。

展示車では、普段の靴で足を置き、グリップをつかんで次の段へ移る動作まで、実際に乗る人と確かめよう。

運転席側からの乗降が中心なら、ステップを使う機会は限られる。助手席側をよく使い、足の上げ下げが負担になる人には、優先して確かめたい装備だ。

ステップが付いても、誰もが介助なしで安全に乗降できるとは限らない。駐車する向きと乗降する側まで含めて、33,000円の効果を考えたい。

10.5インチの画面でもスピーカー数は同じではない

S-Zは10.5インチのディスプレイオーディオ(コネクティッドナビ対応)Plusと12スピーカーが標準。S-Gは8インチ・4スピーカーが標準で、56,100円を追加すると10.5インチのPlusになるが、スピーカーは4個のままだ。

ノアS-Xの8インチのディスプレイオーディオは、163,900円のメーカーオプションとなる。S-Gと同じように標準で画面が付く前提で予算を組まないようにしよう。

画面は地図や文字の見やすさ、操作のしやすさで判断したい。音楽を重視するなら、別に前席と後席で聞こえ方を確かめよう。

Plusには車載ナビがあるが、通信を使うナビやコネクティッドサービスの契約条件とは区別が必要だ。無料期間の終了後に使う機能と料金は、注文時の条件で確認しておこう。

AC100VコンセントはS-Zなら追加料金なし

AC100V・1500Wのアクセサリーコンセントは、両車のS-Zに2口が標準装備される。非常時給電システムと外部給電アタッチメントも含まれるので、S-Zの見積もりへ45,100円を追加する必要はない。

グレードAC100Vコンセントの設定
ノア/ヴォクシー S-Z標準装備・追加0円
ノア/ヴォクシー S-Gメーカーオプション・45,100円
ノア S-Xメーカーオプション・50,600円

S-GとS-Xで選ぶ場合は、インパネ一体型センターコンソールボックスとのセットになる。装備表の注記では、2段階引出し式センターホルダーが非装着となるため、電源だけでなく収納の変化も展示車で確認したい。

AC100Vコンセントは両S-Zで標準、両S-Gで45100円、ノアS-Xで50600円のメーカーオプションとなる図
2026年9月版主要装備表を基に作成。2口合計1500W以下で、使用機器や車両の作動条件にも注意が必要です。

スマートフォンの充電が目的なら、USBで足りる使い方と、ACコンセントが必要な用途を分けよう。使いたい電気製品を先に挙げると、追加する理由がはっきりする。

使用できる消費電力は2口を合わせて1500W以下で、1口ごとに1500W使える意味ではない。起動時の大きな電力や機器との相性で使えない場合もある。

給電中は自動でエンジンが始動することがあるため、閉鎖された車庫などでは使わない。車両と接続機器の取扱説明書に従い、安全に使用できる場所と条件を確かめてほしい。

同じ装備を付けたS-Zの見積もり例

車両本体価格はノアの公式価格一覧とヴォクシーの公式価格一覧を確認した。

2WD・7人乗りのS-Zへ、有料の白33,000円、ステップ33,000円、High148,500円を加えると、追加合計は214,500円になる。ここでは寒冷地仕様を加えない条件で計算する。

内訳ノア S-Zヴォクシー S-Z
車両本体4,056,800円4,127,200円
有料の白33,000円33,000円
ユニバーサルステップ33,000円33,000円
High148,500円148,500円
AC100Vコンセント標準・追加0円標準・追加0円
本体+指定オプション4,271,300円4,341,700円
白33000円と助手席側ステップ33000円とHigh148500円を加えたノア4271300円とヴォクシー4341700円の計算図
2WD・7人乗り、税込参考価格。寒冷地仕様等を追加しない例です。税・保険・登録・販売店用品などを含む乗り出し価格ではありません。

有料の白以外を選ぶと、それぞれ33,000円下がり、ノア4,238,300円、ヴォクシー4,308,700円となる。ステップとHighは残した条件だ。

一方、白とステップを残し、High全体を外すと148,500円下がり、ノア4,122,800円、ヴォクシー4,193,200円になる。

この場合は電動バックドアだけでなく、ハンズフリー操作、ナノイーX、ステアリングヒーター、2列目の追加快適装備も外れる。S-Z標準の前席シートヒーター、リヤオートエアコン、ACコンセントは残るので、失う機能と残る機能を取り違えないことだ。

いずれも乗り出し価格ではない。消費税以外の税金、保険、登録、リサイクル料金、フロアマットなどの販売店用品は別に確認する必要がある。

どのオプションを残す?商談メモで優先順位を決める

僕は装備を「毎日使う」「たまに使う」「見た目が好き」に分け、使う人や場面を添えると選びやすいと考える。外すにも残すにも、理由を持てるからだ。

メーカーオプションは注文時に選び、工場装着のため注文後には受け付けられない。納車後の販売店用品や社外品と区別して、契約前に必要性を確かめよう。

S-Zを検討する人の商談メモを、記入済みの仮例で示そう。

  • 乗降:普段は助手席側を使う。ステップは希望するが、同乗者と展示車で足場とグリップを確認する。
  • 荷室:電動バックドアの要否は保留。自宅の寸法とベビーカーを持参して判断する。
  • 色:有料の白を希望。屋外の実車か塗装見本で最終確認する。
  • 電源:AC100VコンセントはS-Zに標準。追加費用として計上しない。

展示車で手動のバックドアに不便を感じず、Highのほかの機能も不要と判断したら、パッケージ全体を外した見積もりを依頼する。反対に、同乗者が2列目の温熱機能やオットマンを使いたいなら、その希望も含めて残すかを決めよう。

見積書はメーカーオプション、販売店用品、諸費用、値引き、下取りを別々の欄で確認する。仕様を決めてから支払総額と納期を販売店に確認すると、変更による差額も追いやすい。

グレードそのものに迷う場合は、ノアとヴォクシーの価格・装備比較も判断材料になる。

高い装備を多く付けることより、家族が毎日使う機能と、自分が好きな色に理由を持って予算を振り分けたい。僕は、駐車場で扱えて、乗る人が納得できる一台に仕上げることが、この2台のオプション選びの着地点だと思う。

よくある質問

S-Zの電動バックドアは標準装備?

標準ではない。ノア、ヴォクシーとも、S-Zに148,500円の快適利便パッケージ(High)を追加すると装備される。

ユニバーサルステップは左右両側に付く?

助手席側だけに付く。全グレードで33,000円のメーカーオプションとなり、HighやMidとは別に選ぶ。

AC100Vコンセントは追加料金が必要?

S-Zは標準装備なので追加料金は不要。S-Gは45,100円、ノアS-Xは50,600円のメーカーオプションとなる。

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